
【ニューヨーク共同】米ハリケーンセンターによると、強い雨をもたらすハリケーン「フィオナ」が18日、カリブ海の米自治領プエルトリコに上陸し、米メディアによると、全島の約150万戸が停電、島の一部が洪水に見舞われた。
バイデン大統領は18日、同島に非常事態を宣言、連邦緊急事態管理局(FEMA)職員を現地に派遣し対応に全力を挙げている。フィオナは深さ60センチを超す浸水を起こす可能性がある。
プエルトリコでは2017年9月、大型ハリケーン「マリア」の襲来で3千人近くが死亡。現在も復旧活動が続いており、フィオナによる被害拡大が懸念されている。