歌って踊って楽しめる「サラダ音楽祭」が開催

”歌って、聴いて、踊る”をコンセプトに毎年開催されている「サラダ音楽祭」が東京・池袋にある東京芸術劇場で行われました。

「サラダ音楽祭」は、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる音楽祭として2018年に東京都と東京都交響楽団が主体となって立ち上げ、2022年で5回目です。

「サラダ」とは、”歌って、聴いて、踊る”の英語の頭文字をとったもので、0歳から入場できるコンサートでは、子どもたちが指揮を体験したほか、クラシックの名曲に合わせてダンスも披露されました。

コンサート以外にも様々な取り組みがされています。

「だれでもピアノ」は、人工知能=AIによる合奏技術と自動演奏ピアノを組み合わせたバーチャルアトラクションで楽器メーカーのヤマハなどが開発しました。ピアノを弾くと、それに合わせて都響のメンバーが自動で演奏してくれるというもので、指一本でも演奏できることからピアノ初心者から高齢者、そして障害がある人など、誰でもアンサンブルを楽しむことができます。

ほかにも、TOKYOMXのブースでは、立体音響のドルビーアトモスが体験できるコーナーも設けられ、訪れた人は臨場感あふれる音に浸っていました。

サラダ音楽祭は9月19日も行われ、「音楽祭メインコンサート」やワークショップが開催されます。

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