初の全国大会へ挑む 全日本シニアソフトボール、16人で宮崎へ 糸魚川シニアSBクラブ

 

「全日本シニアソフトボール大会」宮崎大会に出場する糸魚川シニアSBクラブ。本番に向けて、実戦形式で調整している(17日午前、姫川運動広場)

 糸魚川市の糸魚川シニアソフトボール(SB)クラブは、10月1日から3日まで宮崎市で開かれる「第36回全日本シニアソフトボール大会」(日本ソフトボール協会主催)に県代表として出場する。
 7月17日に開かれた県予選会で優勝し、出場権を獲得した。昨年も優勝していたが、福島での全国大会は、新型コロナウイルス感染拡大で中止になった。
 現在は23人が所属し、最高齢は86歳。原則、59歳以上で構成する。会長の渡辺謙治監督(74)は「さまざまな職業、職種の人が垣根を越えて集まっている。チームワークがとても良い」とチームの魅力を紹介する。
 初の全国舞台に向けて毎週土曜日、姫川運動広場で実戦形式の練習を積み重ねている。打撃が活発、主戦投手を堅い守りで支える。
 宮崎大会には各都道府県代表の48チームが出場。遠征メンバー16人で挑む。松木育夫主将(73)は「日頃の練習成果を発揮したい。全国レベルを皆がまだ知らないので、良い経験になる」と意気込む。

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