ライトアップで認知症啓発 足利3カ所、シンボルカラーに

ライトアップでオレンジ色に染まった赤レンガ工場

 【足利】9月の「世界アルツハイマー月間」に合わせ、福居町のトチセン(旧足利織物)赤レンガ捺染(なっせん)工場・サラン工場と、史跡足利学校、足利織姫(おりひめ)神社の3カ所でオレンジ色のライトアップが行われている。30日まで。

 オレンジ色は認知症啓発活動のシンボルカラー。活動に取り組む「RUN伴(とも)+足利・佐野実行委員会」が中心となり、2020年からライトアップしている。

 同会の代表柳義則(やなぎよしのり)さん(45)は「ライトアップを見て、誰にでも起こり得る認知症について少しでも考えてほしい」と話している。

 ライトアップは日没から、足利学校は午後9時まで、トチセンと織姫神社は午前0時まで。

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