「外壁が渦巻き状に空に舞っている」牧之原“竜巻”で建物など27棟に被害拡大 気象台が現地調査

9月18日、静岡県牧之原市で竜巻とみられる突風が吹き、建物の外壁が飛ばされるなどの被害が相次ぎました。19日は気象台の調査班が入り、原因を調べています。

「ヤバい、ヤバい」

18日午後3時50分ごろ、牧之原市内の各地で「突風が発生した」などの通報が消防に相次ぎました。牧之原市波津のドラッグストアでは、外壁がはがれるなどして、店の駐車場にいた男性2人が手や足に軽いけがをしました。

<店内にいた人>

「ボォーとすごい音がして」

「外壁などが飛ばされていて渦巻き状に空に舞っているのを見て」

牧之原市役所には、18日午後6時までに27の建物や倉庫の被害情報が寄せられています。

<篠原大和カメラマン>

「突風被害があった大沢地区です。気象台の機動調査班が現地調査をしています」

現場には19日、気象台の職員などが調査に入り、屋根瓦が飛ばされた家などで当時の状況を聞いています。気象台は、調査の結果をホームページで発表するとしています。

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