台風14号 広島県大竹市の一部地域に警戒レベル5「緊急安全確保」発表(19日午前11時45分現在)

台風14号の影響で、広島県大竹市の一部地域に警戒レベルで最も高い、レベル5の「緊急安全確保」が発表されました。玖島川が氾濫するおそれがあるとして、栗谷町一部地域の221世帯385人が対象となっています。

台風14号は、19日夕方から夜にかけて、広島県内に最接近する見込みで、暴風や土砂災害に厳重な警戒が必要です。

台風14号は山口県付近を北東に進んでいて、このあと午後3時以降に県内に最接近する見込みです。安芸太田町内黒山と廿日市市津田では降り始めからの雨量が180ミリを超えました。

県内全域に大雨警報が出ているほか、土砂災害警戒情報が広島市の西区安佐南区、安佐北区、佐伯区、廿日市市、大竹市、安芸太田町・北広島町に発表されています。

竹原市や庄原市などでは20mを超える最大瞬間風速を観測しました。

広島市や呉市などでは午前8時半現在で48万7533世帯の約101万に警戒レベル4相当の避難指示が出ています。570カ所の避難所が開設され1604人が避難しています。

中国地方では線状降水帯が発生して大雨による災害の危険が急激に高まるおそれがあるとして厳重な警戒が必要です。

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