<新型コロナ>12クラスター広がる…埼玉2935人感染、56日ぶり死者ゼロ 児童施設など新クラスター

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは19日、新たに2935人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1週間前の9月12日より754人減少し、4日連続で5千人を下回った。死者は7月25日以来、56日ぶりにゼロだった。感染者の内訳は県発表が2158人、さいたま市231人、川口市261人、川越市125人、越谷市160人。

 これまでに確認された感染者は115万9375人、死者は2328人(19日午後6時現在)。

 18日夜時点の重症者は19人、感染者の入院は775人、宿泊療養331人、自宅療養2万1433人。退院・療養終了は112万7303人。

 県によると、県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児~100歳代の男女2158人。みなし陽性者は93人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が確認されていた12施設で新たに計22人の陽性が判明した。また、児童施設など3施設で22人の感染が新たに分かった。会食で感染が疑われるのは10~60代の男女13人。ワクチンを4回接種していた20~100歳代の男女181人、3回接種していた10~90代の男女626人、2回接種していた未就学児~90代の男女391人が感染した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90歳以上までの男女231人。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代までの男女261人。

 川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~70代の男女125人。みなし陽性者は2人。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女160人。

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