濁流再び「まさか」 諸塚村中心部 05年に続き住民落胆

大雨で川から樹木が流され、建物を突き破った光景が見られた国道327号沿い。濁流で道路やガードレールも浮き上がった=19日午後4時50分、諸塚村家代(米丸悟撮影、画像の一部を加工しています)

 「まさか、信じられない」。県内で死者13人が出るなど甚大な被害をもたらした2005年9月の台風14号で濁流に襲われた諸塚村が再び、浸水被害に見舞われた。想定を上回る雨量で耳川の水位はみるみる上昇し、05年以降にかさ上げした護岸を越えて河川の水が商店街に流入。住民らは落胆の色を隠せなかった。

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