先日、鈴木優磨がシャルケ04への移籍が破談になってしまったという話が話題になった。
今回は「欧州の有力クラブへの移籍が決定寸前で破談になってしまった日本人選手」を9名取り上げてみよう。
鈴木優磨
移籍の噂:シャルケ04
昨年大きな話題になった鈴木優磨の移籍。練習から離れて移籍に向かっていたとされるものの、最終的にはどこにも行くことができずに残留。そして半年後に鹿島アントラーズへと復帰することになった。
しかし先日報じられたところによれば、鈴木優磨にはシャルケ04からオファーが届いており、その移籍に向けた交渉も合意されていたよう。ただ、その期限に間に合わなかったということで破談となっている。
武藤嘉紀
移籍の噂:チェルシー
2018年に大きな話題になった武藤嘉紀の移籍話。『Telegraph』のインタビューで、「22歳のときにチェルシーからオファーを貰ったが、本当に自分を望んでいたようには思えなかった」と話していた。
ローン移籍を繰り返す立場になるよりは、プレーするチャンスがあって自分の成長につながるクラブを選ぶ…ということで後にマインツ05へと加入し、その後ニューカッスル・ユナイテッドへと移籍している。
三都主アレサンドロ
移籍の噂:チャールトン
日韓ワールドカップが終わったあと、決勝トーナメント進出に成功した日本代表のメンバーの評価は高まり、三都主アレサンドロにはイングランドへの移籍が噂された。
その移籍先はプレミアリーグの中堅であったチャールトン・アスレティック。加入がほぼ決まっていたものの、労働許可証が取得できなかったために契約まで至らなかった。
宮本恒靖
移籍の噂:ウェストハム
日韓ワールドカップでは怪我をした森岡隆三の代わりに出場し、鼻骨骨折の傷をカバーするために着用したフェイスカバーから「バットマン」という渾名も着けられた宮本恒靖。
彼に海外移籍の噂があったのは2001年。イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドに移籍する可能性があると伝えられたものの、労働許可証が発行されずに破談となった。
前園真聖
移籍の噂:セビージャ
アトランタ五輪でブラジル代表を撃破し、「マイアミの奇跡」を成し遂げた日本代表。そのエースであった前園真聖にはラ・リーガのセビージャからオファーが届いていたとのこと。
海外移籍を規模していた前園はそれを求めていたものの、当時はまだそれが一般的ではなかった。そのために交渉は上手く進まず、結局は実現しなかった。
松井大輔
移籍の噂:スポルティング・リスボン
フランスでプレーしていた松井大輔。先日『DAZN』の番組に出演し、ポルトガルの名門スポルティング・リスボンに移籍する寸前であったと明かしていた。
それはグルノーブルに所属していた2010年のことだったという。ポルトガルまで渡って監督とも会談したものの、最終的にはクラブの補強費がなくなってしまったことで実現に至らなかったそう。
内田篤人
移籍の噂:アーセナル
松井大輔がスポルティング・リスボンとの関係を明かした『DAZN』の番組でMCを務めている内田篤人も、ビッグディールの噂があった選手だ。
鹿島アントラーズから退団するときにはローマやオーストリア・ウィーンから、シャルケ在籍時にはパリ・サンジェルマン、バレンシアなどから誘いがあったとのこと。アーセナルからのオファーは2014年夏だったというが、ワールドカップでプレーできなかったことから立ち消えになったそう。
本田圭佑
移籍の噂:ポルティモネンセ
もちろん多くの移籍の噂が流れていた本田圭佑であるが、その中でも最も奇妙だったのはポルトガルのポルティモネンセに移籍する際の交渉だ。
1月のマーケットでポルティモネンセと契約を結び、入団会見も行った。ところがなんとポルトガルリーグの選手登録期限に間に合わず、プレーすることが不可能になった。結局その後アゼルバイジャンのFKバクーに加入している。
田中マルクス闘莉王
移籍の噂:ユヴェントス、ミラン
中澤佑二とともに日本代表のセンターバックとして名コンビを形成した田中マルクス闘莉王。超攻撃型のディフェンダーとして唯一無二の存在感を示し、一時は海外からのオファーがあると伝えられた。
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イタリアの国内ではミランやユヴェントス、インテルなどが関心を持っていると報じられていたが、結局のところは移籍の交渉にまで進まなかったようだ。