がん患者支援の輪広げよう リレー・フォー・ライフ・ジャパン 佐賀市で3年ぶり開催

リレー・フォー・ライフ・ジャパン2022佐賀の参加者=佐賀市のどんどんどんの森

 がん征圧月間(9月)に合わせ、患者支援などのチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2022佐賀」が17日、佐賀市のどんどんどんの森で開かれた。約730人が参加して交流を深め、がん患者や遺族へ心を寄せた。

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開催した。開会式では実行委員会の池田秀夫会長が「皆さんに支えられて活動できている。佐賀県に根付かせ、続けていけたら」とあいさつ。参加者は活動のイメージカラーである紫色のたすきなどを身に着け、会場を笑顔で歩いた。

 10年前に肺がんを患った実行委員長の木原慶吾さんは「サバイバー(がん経験者)はがんを隠して一人ぼっちになることが多い」と明かした。「ここではがんについて開けっ広げに話せる。リアル開催はがんへの意識もより高まる」とイベントの意義をかみしめた。

 現地開催は8回目。患者の家族や遺族、医療関係者ら支援者(ケアギバー)も参加した。チャリティーでの企業やマッサージなどのブース、キッチンカーなども並んだ。台風の影響で1日だけの開催に変更した。(草野杏実)

笑顔で芝生の上を歩くがんサバイバーたち=佐賀市のどんどんどんの森

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