ヒガンバナ見頃、埼玉・東秩父村に観光客ら 今月末まで楽しめる 「名所」を目指して紅白のコントラストに

ふれあい広場の周辺では紅白のヒガンバナが見られる=東秩父村奥沢

 秋の彼岸入りを前に、埼玉県東秩父村の安戸橋や、ふれあい広場付近などで、ヒガンバナが見頃を迎え、観光客らの目を楽しませている。

 槻川に架かる安戸橋付近では、両岸に自生する深紅のヒガンバナが点在しており、散策や写真撮影を楽しむ人たちの姿が見られた。

 一方、上流のふれあい広場周辺を中心に和紙の里、槻川沿いの土手も最盛期だ。こちらは十数年前から地元の人が「ヒガンバナの名所」を目指して植栽してきた。広場では白のヒガンバナも点在、紅白のコントラストが楽しめる。

 同村内では、ほかにも河川敷、田んぼや畑のあぜ道などに、自生のヒガンバナが見られる。天候にもよるが、今月末ごろまで楽しめそうだ。

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