藤木直人、「今夜はナゾトレ」でくりぃむ・上田の代打でクイズ番組MCに挑戦

藤木直人が、フジテレビ系で本日9月20日放送の「今夜はナゾトレ」(火曜午後7:00)で、体調不良により収録を欠席したくりぃむしちゅー・上田晋也に代わり、代理MCを務める。

同番組は、幅広い世代に人気の家族で頭を柔らかくするクイズバラエティー。番組リニューアルに伴って、下半期からは新ルールが導入された、チームキャプテンとなるくりぃむしちゅー・有田哲平、タカアンドトシ、柳原可奈子、Snow Man・阿部亮平、ロザン・宇治原史規が本番直前にくじを引いて、毎回ゲストとのペアリングが決定する。

今回は「藤木直人が緊急MC!料理!家電!100円グッズ!3大家庭の常識SP」と題しておくる2時間スペシャルだ。収録冒頭で、進行を務める井上清華アナウンサーから出演陣に上田の不在が伝えられると、スタジオはザワザワ。しかし、代理MCの藤木が登場すると一転、柳原が「えー! 緊張しちゃう」と興奮するほど大いに盛り上るり。「上田さんのために頑張ります!」とあいさつした藤木は、クイズ番組初司会とは思えないほどの落ち着きで番組を進行し、レギュラー陣からは「(上田よりも)やりやすい(笑)」とまで言われる場面もあった。

オファーを受けた時の心境を、藤木は「1ミクロンも想像していなかった仕事なので、ただただ“え?”という感想しかなかったです(笑)。実は、最初にお話をいただいた時は、即答で『それは無理!』と断ったんですよ。でも、マネジャーからは『やったら面白そうじゃないですか?』って軽く言われて(笑)。昨年末、別の番組でも上田さんの代打の仕事をやらせていただいたのですが、今回はMC、しかも2時間スペシャルということで重荷過ぎましたね(笑)」と率直に告白。

実際に収録をしてみて、「4時間近くのこんな長時間の収録はなかなかないですから…蜷川幸雄さんの舞台かと思いました(笑)。それと同時に、上田さんがいつもすごい仕事をしていたんだなと実感しました。俳優や音楽活動とはまた違う筋肉ですし、“クイズ”という柱がある中で、それぞれの出演者の方が表現したいことも拾っていかなければならないので、難しかった部分もありました」と振り返る。

また、「幅広いジャンルのゲストが来ても瞬間的に笑いに変えられるのは、やっぱりすごいこと。話の流れで笑いをとるだけでなく、クイズをしながら瞬間的な笑いを生み出すのは高等技術だと感じました。ゼロから笑いを作れるって、ある種の錬金術だと思うんです」と、上田への尊敬の念も表した。

そして、「収録前、上田さんに『ナゾトレ』の収録に際して“いつも心がけていること”を聞いたのですが、『特にないよ』って言われたんです(笑)。でも『プレッシャーはあると思うけど、ぜひ楽しんでほしいな』とも言われて。実際胃が痛くなりましたけど楽しませていただいたので、しっかり報告したいと思います」とすがすがしい表情を見せつつ、「ちなみに、今回の代打で上田さんが『何かごちそうするよ』って言ってくれたので、普段は行けないような高級料理に連れていっていただこうかなと思います!」と仲のよさをうかがわせた。

© 株式会社東京ニュース通信社