広島エリアの在来線　再開は夕方以降の見込み　台風14号の影響

台風14号による広島県内の交通機関への影響は続いています。

18日（日）の夕方から欠航していた宮島と対岸を結ぶフェリーは、19日朝から運航を再開しました。

始発フェリーの乗客
「きのうが午後4時まで（の運航）だったが、逃して帰れなくなって…。なるべく早く帰りたかったので」

森重知里記者フェリー乗り場
「午前5時45分の宮島です。宮島口へと向かう始発のフェリーが出発しました。2日ぶりの運行となります」

森重知里記者商店街
「午前9時すぎの宮島表参道商店街です。きのうは台風の影響でほとんどの店が閉店していましたが、きょうは朝から着々と開店に向けた準備が進められています」

3連休に深刻な打撃を受けた宮島の商店街では、朝から地元の人たちが片付けをしていました。

宮島観光センター鳥居屋佐々木健一社長
「神社に被害もなく、宮島のどこかが壊れたり、店に壊れたところもなく、まずはほっとしている。次の3連休はふつうに営業ができたら」

広島エリアのJR在来線は、20日も始発から運転を取り止めています。

線路などの点検をしているということですが、運転の再開は午後4時以降になる見込みだということです。