気候変動、海洋生物9割に悪影響 今世紀末、水産物に打撃も

 気候変動が進むと今世紀末までに、海の生物の約9割に悪影響が及ぶ恐れが強いとの分析を、カナダ・ダルハウジー大などのチームが20日までにまとめた。生態系の変化や生物多様性の喪失、水産物の安定供給に支障が出るとした上で「影響は将来の温室効果ガス排出量に大きく左右される」と指摘、排出削減対策の強化を促した。

 チームは、水深100メートルまでに生息する動物や植物など約2万5千種を分析。リスクを「重大」「高い」「中程度」「無視できる」の4段階に分類した。

 温室効果ガスの排出が今のペースで続く場合、9割近くが今の分布域で生息できなくなるといった危険性があると推定した。

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