台風14号から一夜明け… 海上に漂流カキいかだ 広島・呉市 倉橋島沖

台風14号の最接近から一夜明けた20日朝、広島県呉市の倉橋島沖でカキいかだが漂流しているのを呉海上保安部が発見し、その後、回収されました。(写真は呉海上保安部提供)

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カキいかだが見つかったのは、呉市倉橋島の沖合です。

呉海上保安部によりますと、20日午前6時半ごろ、付近を航行していたフェリーの乗組員から「カキ養殖いかだが漂流している」と通報がありました。

巡視艇が、倉橋島の東の沖合で3基のカキいかだを見つけたということです。

台風14号の影響で漂流したとみられ、呉海上保安部が漁協に連絡し、その後、回収されたということです。

カキいかだのうち、最も大きなものは、長さおよそ20m・幅10m。残り2基は、いかだの一部とみられ、およそ2mのものでした。

いずれも所有者は確認できていないということです。

呉海上保安部では、「漂流するカキいかだに小型船が接触した場合、人身事故につながるおそれがある」として、台風接近時や強風時の流出防止措置の徹底を呼びかけています。

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