「コロナ収束せず」とWHO 米大統領「終わった」発言に反論

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)報道官は20日の記者会見で、コロナ感染症の世界的大流行は収束には至っていないとの認識を示し、警戒継続の必要性を改めて訴えた。バイデン米大統領が「(米国では)終わった」と述べたことについて、テドロス事務局長が14日に「終わりが視野には入ってきたが、まだ到達していない」と明確に語っていると指摘した。

 報道官はコロナの死者は今年だけでも100万人超で「世界的には依然として深刻な緊急事態」と指摘。WHOとして最高度の警告を示す緊急事態宣言の継続の是非については宣言発出後3カ月ごとに開かれる緊急委員会で検証されると説明した。

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