“ドライブスルー方式” 発熱外来開始 長崎みなとメディカルセンター

発熱外来に訪れた患者の検査をする医師ら=長崎市、長崎みなとメディカルセンター

 長崎みなとメディカルセンター(長崎市新地町)で20日、新型コロナウイルス対策の発熱外来が始まった。救急医療の負荷を減らすのが狙いで10月3日まで月-土曜の夜間と日曜の昼間にドライブスルー方式で行う。発熱などの症状がある中学生以上64歳以下の人が対象で当日の電話予約が必要。
 市医師会と共同で実施。受診は有料で陽性の場合は一部公費負担になる。健康保険証と服用薬を記録する「お薬手帳」の提出を求めている。
 20日は6人が予約。医療用ガウンやフェースシールドを付けた医師らが駐車場棟1階で抗原検査をしたり、薬を処方したりした。門田淳一院長は「感染の不安がある方は利用してほしい。医師会に協力してもらえるのは心強い」と話した。
 予約枠は1日20人。診療時間は月-土曜が午後7時半~10時、日曜が午後1時半~4時。予約受付時間は月-土曜が午後4時~7時、日曜が午前9時~正午。予約専用ダイヤル(電080.8379.5800、080.8379.5801)。


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