特に太平洋側 きょうの晴れ間は貴重 23日(金・祝)~24日(土)は東海中心に大雨のおそれも

 21日(水)午後は西日本で晴れる所が多く、空気が乾いて過ごしやすい見込み。この時間、雲が多い所でも、午後は日差しが届く時間がありそうだ。ただ、天気はこれ以上は上向かず、あす22日(木)は東日本を中心に次第に雨の範囲が広がる見通し。23日(金・祝)~25日(日)の3日間は、前半ほど天気の崩れる所が多くなりそうだ。

また傘を持つ

 湿った空気の影響で、紀伊半島は今夜遅くから雨が降り出し、この方面は22日(木)にかけて雨脚の強まる所がある見込み。なお、木曜日正午の時点で雨の範囲は四国~東日本にかけて、午後には中国地方や東北にも広がる予想で、朝は雨が降っていない地域でも傘を持った方が良さそうだ。23日(金・祝)は、東海を中心に大雨のおそれがある。23日(金・祝)夕方以降は、前線の影響を受ける北海道の日本海側でも雨の強まる所がある見込み。

 24日(土)は東・北日本で午前中を中心に雨の所が多いが、九州など西日本で天気の回復する所がありそうだ。25日(日)は日本海側を中心に晴れの範囲が広がるが、太平洋側は雲の取れにくい所が多い見通し。関東は弱い雨が降ったり止んだりして、結局は道路が乾き切らないような状態が続く可能性がある。

来週前半の天気

 高気圧の中心が北に偏るため、太平洋側は基本的に雲が多い天気が続く見込み。一方、本州の日本海側や北海道は、太平洋側に比べると晴れる時間が長くなりそうだ。暖かい空気に覆われるため、全国的にこの時季としては気温が高い予想で、東・西日本は暑さを感じるような日もありそうだ。

(気象予報士・高橋和也)

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