ハンモックでキャンプのリラックスタイムがより快適に!自立式・3WAYなどタイプ別におすすめを厳選

ハンモックと聞くと「木や柱などにくくりつけられた、宙に浮かぶベッド」というイメージが強いのではないでしょうか。しかし、実は木がない場所でも設置できる「自立式」や、チェアやハンガーラックとしても使える「3WAYタイプ」など、ハンモックのラインナップは非常に多彩です。そこでこの記事では、ハピキャン編集部が厳選した、キャンプにおすすめのハンモックをタイプ別に紹介します。

ハンモックでキャンプをもっと楽しく!知っておきたいハンモックのアレコレ

Photo by 吉田 達史画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17368188

ひと口にハンモックといっても、デザインから機能にいたるまで、ラインナップは非常に豊富。さまざまなアウトドアブランドから、多彩なモデルがリリースされています。

そこで、ハンモックの種類や選び方を解説します。

自立式・吊り下げ式・ハンモックチェア・3WAYの4タイプがある!

ハンモックには主に下記の4タイプがあり、それぞれ特徴が異なります。

  • 自立式:専用スタンドに生地を取り付けて使う
  • 吊り下げ式:木や柱などに取り付けて使う
  • ハンモックチェア:コンパクトで室内でも使いやすいチェア型
  • 3WAY:ハンモックチェアやハンガーラックとしても使える

室内に設置するのか、キャンプ場やアウトドアで主に使うのか、あるいは両用にしたいのかなどを考慮すると選びやすいです。

【おすすめハンモック21選】後悔しがちなハンモック選びに終止符を! 室内用からアウトドア用まで選び方も徹底解説 - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア

なお、ハンモックのスタンドは単体でも販売されています。

気に入る市販品が見つからない場合は、ハンモックスタンドを自作するのもおすすめです!

後悔しないためには5つのポイントを押さえてハンモックを選ぶべし!

実は、「ハンモックに憧れて買ってはみたものの、購入してから後悔した……」という人が少なくありません。

ここでは、購入したことを後悔しないために、ハンモックを選ぶ際におさえるべき5つのポイントを紹介します。

  • 種類:4タイプの中から使用する場所やシーンに応じたものを選ぶ
  • サイズと重量:設置スペースに適した窮屈でないサイズ、携帯する場合は軽量なものを選ぶ
  • 耐荷重:使用者の体重ギリギリではなく、余裕を持って選ぶ
  • 生地:耐久性、通気性、伸縮性などが生地によって異なる
  • 素材:天然・人工繊維の違いにより、快適性や取扱いやすさも異なる

上記5つのポイントのうち、最も重視すべきなのは「サイズと重量」。なぜなら、「思ったより大きすぎた」「重たすぎて持ち運びが大変」などが理由でハンモックの購入を後悔する人が多いからです。

事前にしっかりリサーチするとともに、実際の使用シーンを想定し、後悔しないハンモック選びをしましょう。

キャンプにおすすめなハンモックをタイプ別にピックアップ !

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17441661/

ここからは、キャンプにおすすめのハンモックをタイプ別に紹介します。

以下の表では各商品の特徴をまとめていますので、後で比較するときなどにご活用ください!

それでは、各商品の詳しい特徴をチェックしていきましょう。

【自立式】カラバリ豊富でおしゃれ!VIVERE(ビブレ)『自立式ハンモック』

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VIVERE(ビブレ)の『自立式ハンモック』は、名前の通り自立するので、木立のないキャンプ場でも使用が可能です。

ビッグサイズの生地が採用されており、大人2人でもゆったり座れたり、スムーズに寝返りが打てたりと、スペースにゆとりがあるのが魅力です。

肌ざわりの良いコットン製の生地で、カラーバリエーションも豊富。アウトドアで映えること間違いなしのデザインです。

【スペック(ダブルサイズ)】

  • 重量:(約)15kg
  • 組立サイズ:280×113×100cm
  • 収納サイズ:120×20×20cm
  • 耐荷重:300kg
  • 素材:生地/コットン、フレーム/スチール
  • カラー:トロピカル、デザートムーン、オアシス、デニム、サルサ、リオナイト、ナチュラル
  • 付属品:収納バッグ

【吊り下げ式】虫除け対策に便利な蚊帳付き!DD Hammocks『DDフロントラインハンモック』

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DD Hammocksの『DD フロントラインハンモック』は、軽量かつコンパクトに携帯できる吊り下げ式。

通気性に優れているので、夏場も快適に使えるのが魅力

また、虫除け対策に役立つ蚊帳も付いています。蚊帳は上部に固定することも可能なので、使わないときも邪魔になりません。

【スペック】

  • 重量:860kg
  • サイズ:2.7×1.4m
  • 耐荷重:125kg
  • 素材:ポリエステル
  • カラー:オリーブグリーン、コヨーテブラウン、フォレストグリーン、ジェットブラック、オレンジ
  • 付属品:WEBBING、Elastic Cord、Lightweightポール、スタッフサック

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ハンモックは人が寝るだけでなく、荷物置き場として活用できるのも魅力。下記のように、テーブル下のスペースを有効活用できる、コンパクトな吊り下げ式ハンモックもあります。

【ハンモックチェア】リクライニング機能付き!LOGOS(ロゴス)『Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア』

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LOGOS(ロゴス)の『Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア』は、ゆらゆら心地良く揺れるチェア型のハンモック。

リクライニング機能が搭載されており、サイドベルトで背もたれの角度を簡単に調節できます。

ゆったり座れるのに、コンパクトに収納できるので、持ち運びしやすいのもうれしいポイント。

【スペック】

  • 重量:(約)5.7kg
  • 組立サイズ:(約)幅90×奥行68×高さ117cm(座高43cm)
  • 収納サイズ:(約)幅92×奥行26×高さ20cm
  • 耐荷重:(約)130kg ※静止荷重目安
  • 素材:フレーム/スチール、生地/ポリエステル(PVCコーティング)
  • 付属品:収納バッグ

【3WAY】ハンガーラックとしても使える!LOGOS(ロゴス)『3WAY スタンドハンモック』

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17527098/

『3WAY スタンドハンモック』は、前でご紹介した『Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア』と同じLOGOS(ロゴス)から販売されている商品。

3wayタイプとなっており、1台でハンモック・チェア・ハンガーラックの3役をこなす優れもの

フレームの組み換えやパーツの付け替えも簡単なので、キャンプやアウトドアだけでなく、日常的に使いやすいのが魅力です。

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ふかふかで肌ざわりの良いコットン製クッションも付属します!

【スペック】

  • 重量:(約)10.7kg
  • 組立サイズ:ハンモック時/(約)250×86×80.5cm(座高23cm)、ハンモックチェア時/(約)121×86×106cm(座高33cm)、ハンガーラック時/(約)121×86×106cm
  • 収納サイズ:(約)120×19×19cm
  • 耐荷重:(約)100kg ※静止荷重目安
  • 素材:フレーム/スチール、生地/コットン
  • 付属品:クッション(約36×36×14cm)、キャリーバッグ
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キャンプでは「ハンモック泊」を楽しんでみるのもおすすめ!

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17463449

お気に入りのハンモックが見つかったら、「ハンモック泊(ハンモックキャンプ)」にチャレンジするのもおすすめです!

ハンモック泊とは、ハンモックを寝床にして過ごすスタイルのこと。テントを使わず、ハンモックをタープなどと組み合わせて、身軽にキャンプできるのが魅力です。

ハンモック泊の注意点

ハンモック泊は、テント泊に比べて手軽で開放感がある一方、安全面でのリスクもあります。

安全かつ快適に過ごすには、以下のような点に注意が必要です。

  • プライバシー対策:タープを三角屋根のように張る
  • 防犯対策:貴重品は車で保管、あまりに人気のない場所は避ける
  • ゴミや食材の管理:野生動物に荒らされないように車で保管
  • 暑さ対策:必要に応じて小型扇風機や保冷剤を併用する
  • 寒さ対策:必要に応じて冬用シュラフやインフレーターマットを併用する
  • 虫除け対策:蚊帳付きのハンモックを選ぶ、虫除けグッズを準備する
  • 腰を痛めない体勢:生地がフラットになるように少し斜めに寝る

上記のポイントをしっかりと押さえて、ハンモック泊を楽しみましょう!

ハンモック泊にはDOD(ディーオーディー)『いつかのハンモック』がおすすめ!

これからハンモック泊を始めたい人には、DOD(ディーオーディー)の『いつかのハンモック』がおすすめです。

『いつかのハンモック』は、ハンモックキャンプに必要なギアがひと通りそろったオールインワンセット

最低耐水圧2,000mmの専用タープも付属するので、すぐにハンモック泊をはじめられます。

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初心者でも簡単に設営できるのがうれしいポイント。

【スペック】

  • 重量:(約)2.1kg(付属品含む)
  • 組立サイズ:ハンモック/(約)265×100cm、タープ/(約)380×270cm
  • 収納サイズ:(約)36×16×16cm
  • 耐荷重:(約)100kg ※静止荷重目安
  • 推奨身長:180cm程度まで
  • 素材:ハンモック本体/リップストップ40Dナイロン、タープ/リップストップ68Dポリエステル(PUコーティング)、ペグ/アルミ合金
  • セット内容:ハンモック本体、ハンモック用ショックコード、ハンモック用カラビナ、タープ、タープ用ロープ、カラビナ付きロープ、ハンモックベルト、ツリーウェア、ペグ、ペグ用キャリーバッグ、キャリーバッグ

お気に入りのハンモックがあればキャンプも日常生活もより快適に過ごせる!

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17360449/

ゆらゆらと心地良い揺れを感じながらリラックスできるハンモックがあれば、キャンプがより快適になること間違いなし!

自立するタイプであれば、アウトドアに限らず、自宅の一室・庭・ベランダなどで日常的に使えます。普段使いなら、チェアやハンガーラックとしても使える3WAYタイプもおすすめです。

多彩なラインナップからお気に入りのハンモックを選んで、心も体も落ち着く至福の時を過ごしましょう!

(ライター:hayase)

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