『ワンピース』サンジ出生の伏線を振り返る。アラバスタ編からの言動をよく見ると…

マンガ『ONE PIECE』(ワンピース)は、様々な伏線も見どころの1つ。今となっては明らかになった真実も、物語を見返すと数々の伏線が散りばめられていたことがわかります。そこで今回は、麦わらの一味・サンジの出生にまつわる伏線を振り返ってみました。

マンガ『ONE PIECE』の主人公・ルフィ率いる麦わらの一味にして、一味の胃袋を預かる料理人のサンジ。

彼がかつて北の海を支配した王族“ヴィンスモーク家”の生まれであることは今や周知の事実ですが、じつはサンジの出生が明らかになる前から数々の伏線が散りばめられていました。

DVD『ONE PIECE Log Collection “SANJI”』

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伏線はアラバスタ編から顕在していた

たとえばサンジの正体にまつわる伏線は、単行本17~23巻にあたる「アラバスタ編」ですでに垣間見えます。

というのもスナスナの実の能力者・クロコダイルに対し、電話越しでサンジが名乗った名前は“Mr.プリンス”。アラバスタ王国の王女(プリンセス)・ビビを助けるためにそう名乗っただけかもしれませんが、後々の展開を考えると面白い伏線ですよね。

CD『ONE PIECE CharacterSongAL“Sanji”』

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いっぽう単行本25巻収録の第227話では、サンジ自ら「おれ 生まれは“北の海”だからな」と出生を語る一幕が。

ここで彼の出身が“北の海”であることが判明するも、サンジ出生の秘密が明らかになるのはだいぶ先の話。ネット上では「サンジの出生を十数年越しに回収したのエグすぎる」「この頃から伏線張ってたと思うと凄いな」といった声が相次いでいました。他にも幼少期に貴重な“悪魔の実大図鑑”を見たことがあったり、客船コック見習い時代に1人だけ客の残りものを食べようとしなかったり……。本当に何てことのない描写ですが、そういった場面の節々から王族としての育ちの良さが感じられます。読めば読むほど奥深い『ONE PIECE』。この機会に物語を振り返り、数々の伏線を探してみては?■シャンクスが“100億の男”へ…!『ワンピース FILM RED』興行収入100億円突破に祝福の声「最強の親子」「シャンクス100億人!?」

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