学校法人尚絅学院が資金3憶9500万円を不正に引き出したとして元常務理事を告訴

学校法人尚絅学院の元常務理事の男性が、法人の資金3億9500万円を不正に引き出したとして、法人が業務上横領の疑いで警察に告訴状を出しました。

この問題は、学校法人尚絅学院の元常務理事が、法人の資金3億9500万円を不正に引き出していたとされています。

法人が設けた調査委員会によりますと、元常務理事は法人の資金3億5000万円を自分の銀行口座に移し、更に虚偽の説明をして法人から4500万円を取得していたということです。

元常務理事は、これらの事実を認めていて「投資ファンドに投資した」などと説明しています。資金は現時点で回収できていません。

法人は、15日に業務上横領の疑いで元常務理事の告訴状を警察に提出しました。これを受けて警察は、告訴を受理するかどうか検討しているということです。

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