「杜の街グレース」が23日にグランドオープン! 商業施設には中四国初出店のDEAN&DELUCAも 岡山市

岡山市中心部で整備が進んでいる「杜の街グレース」の商業施設が23日オープンします。21日、報道関係者向けの内覧会が開かれました。

(記者リポート)
「天井が吹き抜けで解放感があります。こうした間接照明が置かれていて落ち着く空間です」

両備グループなどが、岡山市のイトーヨーカドー跡地に約300億円をかけて整備してきた複合型施設・杜の街グレース。すでに稼働しているオフィス棟やマンションに加え、23日に商業施設「杜の街プラザ」がオープンします。

大型のフードホールにある13店舗は全て岡山県の飲食店です。

(記者リポート)
「天井は瀬戸内海の凪をイメージしているそうです。そしてこの椅子はデニム生地になっていて、さらにこの壁画ですが桃太郎をイメージした現代画のアートとなっています。まさに瀬戸内、そして岡山をギュッとひとつにしたような空間です」

ピザ店の「400℃」。この店のピザは、2020年ミシュランガイドで価格以上の満足感が得られるとして「ビブグルマン」を受賞しています。一押しはマルゲリータ。

(記者リポート)
「薄目の生地が水分をしっかり含んでいて、とってもジューシーです。チーズもコクがあってなんだかとろけるようなピザですね」

世界中の食を扱うセレクトショップ、「DEAN&DELUCA」は中四国初出店。ワインやハムといった輸入食材に加えて、岡山の素材でつくった食材も販売します。

(DEAN&DELUCA/横川正紀 代表)
「食の魅力を通して、毎日楽しく過ごして頂きたいと思っておりますので、どんな時間でもフラッとお越しいただいて、その時々の魅力を楽しんで頂けたらと思っております」

両備グループでは「杜の街プラザ」の1日の来場者を約1万人と見込んでいて、年間の売り上げ目標は36億円としています。

(両備ホールディングス/松田敏之 社長)
「岡山の魅力の再発見になる場所であったり、ここに来ることによって岡山に誇りを感じていただけるような、そんな場所にしていきたいなと思っています」

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