弁護士らによる給付金詐欺 初公判 広島地裁

国の持続化給付金などをだまし取った弁護士ら2人の初公判が行われました。

起訴状などによりますと東広島市の弁護士の男(47)は南区の会社役員の男(57)と共謀し、おととしうその申請をして国の持続化給付金などあわせて

約1200万円をだまし取った詐欺の罪に問われています。

21日の初公判で、弁護士の男が「全て認めます」と起訴内容を認めた一方、会社役員の男は「指示にしたがって申請の手伝いをしただけ」と共犯関係について一部否認しました。

続く冒頭陳述で検察側は2人について「虚偽の売り上げであることを認識しつつ申請した」などと指摘しました。

2人は16日に別件で追起訴されていて、次回11月2日に審理される予定です。

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