「オミクロン株対応ワクチンの接種を促進」川勝知事が所信表明 物価高対策などに85億円余の補正予算案上程ー静岡県議会開会

静岡県議会9月定例会が9月21日に開会し、一般会計で85億円あまりの補正予算案など27の議案が上程されました。静岡県熱海市の土石流災害を受け、特別委員会も設置される見通しで行政の対応について今後、検証が行われます。

21日から始まった県議会9月定例会には、川勝知事から27の議案が上程されました。

<川勝平太知事>

「今月から、オミクロン株対応ワクチンの接種を開始いたします。市町の接種体制確保への支援や、県の大規模接種会場の運営、SNSや動画サイトを活用した情報発信などを通じ、接種を促進してまいります」

補正予算案は一般会計で85億6400万円で、オミクロン株対応ワクチンの接種体制の確保に34憶4400万円、物価高騰の影響を受ける中小企業などの事業継続支援として10億円などが盛り込まれました。

また、本会議終了後に開かれた議会運営委員会では熱海市の土石流災害の行政対応を検証する特別委員会の委員が発表されました。この特別委員会では、被災者支援に関する調査も行い、2022年度中に結果を取りまとめる予定です。

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