「食品ロス削減全国大会」さいたま市で開催! [埼玉県さいたま市]

「食品ロス」を考えよう

 首都圏では初めてとなる「食品ロス削減全国大会」を今年10月、さいたま市で開催します。

 料理愛好家の平野レミさんと和田明日香さんによるトークショー「料理で削減!食品ロス」のほか、食品ロス削減の取組に関するパネル・ブース展示、クイズ大会などで、食品ロス削減のヒントを楽しく学べます。

<食品ロス削減全国大会inさいたま>
・日時:令和4年10月30日(日) 12時30分~17時30分(11時45分開場)
 ※パネル・ブース展は10時~17時30分(展示室)
・会場:RaiBoC Hall(レイボックホール)(大宮駅東口より徒歩3分)
・定員:1,000名 ※事前申込制、入場無料
・申込期間:令和4年10月4日(火)~10月16日(日)
 ※平野レミさんと和田明日香さんによるトークショー「料理で削減!食品ロス」をはじめ大会の様子はYouTube配信でもご覧いただけます。

 詳しくは、リンク先へ。
 https://www.city.saitama.jp/001/006/012/001/p090559.html

「食品ロス」の現状

 日本では、年間約522万トンもの食品ロスが発生しています(消費者庁「食品ロス量(令和2年度推計値)の公表」)。国民一人あたりに換算すると、毎日お茶碗約1杯のご飯の量に近い量(約113グラム)を捨てていることになります。

 また、食品加工業・小売業・飲食業等などの事業者からだけではなく、家庭からの廃棄の割合もおよそ半分を占めているのも食品ロスの特徴のひとつです。

 さらに、さいたま市が令和3年度に行った「さいたま市家庭ごみの組成分析」の調査では、市内の家庭から出る食品ロスのうち、手をつけずに捨てられてしまう「手つかず食品」が約77%(「食べ残し」は約23%)を占めていることがわかりました。「手つかず食品」の食品ロスの発生は、食べきれない量を購入し、気づいたときには消費・賞味期限が切れ、捨てられたことが原因のひとつと考えられます。

 また、「さいたま市一般廃棄物処理基本計画改定に伴う市民意識調査」の調査では、食品ロスをほとんど出さない市民が半数を下回っており、食品ロスに対する意識の向上が求められています。

 これらの結果を受けて、さいたま市では「さいたま市食品ロス削減プロジェクト」と題し、発生要因に応じた食品ロス削減施策を展開して取組の周知を図ってきましたが、より多くの方々に食品ロス削減につながる取組を広く知ってもらい、実践につなげていただくため、「食品ロス削減の日」である10月30日に、「食品ロス削減全国大会inさいたま」を首都圏で初めて開催します。

 さいたま市の食品ロス削減の取組は、こちらから。
 https://www.city.saitama.jp/001/006/012/001/p060846.html