19歳ダイアナの婚約発表 王妃となることへの質問に答え、真顔となる姿 「プリンセス・ダイアナ」本編映像

9月30日より劇場公開される、ダイアナ元皇太子妃のドキュメンタリー映画「プリンセス・ダイアナ」から、チャールズとダイアナが婚約を発表した時の様子を収めたシーンの本編映像が公開された。

映像の中で、仲むつまじく手をつなぎながら取材を受ける2人。ダイアナはチャールズとの出会いを幸せそうに語り、チャールズがダイアナの第一印象について「“なんて陽気で愛らしい16歳なんだ”と思った」と語ると、はにかむ姿を見せる。「保育士から皇太子妃になり、いつか王妃になることに気おくれはしませんか?」とやや意地悪な質問が飛ぶと、彼女の顔から一瞬笑顔が消えるが、すぐさま「そうですね、目まぐるしい6カ月でした。でもチャールズが隣にいれば安心です」と笑う。しかしカメラはすぐに真顔へと戻るダイアナの姿をとらえていた。

本作は、インタビューに答え終わった時の表情やカメラを切る直前の表情など、通常のニュース映像では切り取られてしまうポイントを集め、ダイアナの本心を読み解く形で「これまでに見たことないダイアナ」を見せ、広い視野でものを考えることができるドキュメンタリー映画となっている。

「プリンセス・ダイアナ」は、没後25年となるダイアナ元皇太子妃について、当時のニュース番組やホームビデオなど、あらゆるアーカイブ映像をつなぎ合わせて描くドキュメンタリー映画。歴史に残る結婚式、子供が生まれた日、離婚にまつわるスキャンダル、エイズの子供を抱きあげる姿、そして亡くなった日と、1981年にチャールズ皇太子と婚約する数週間前から突然の死までを、16年間の映像を元に描き出す。監督は、アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞にノミネートされた経験を持つ、ドキュメンタリー作家のエド・パーキンズが務めている。

(C)Kent Gavin

【作品情報】
プリンセス・ダイアナ
2022年9月30日(金)、TOHO シネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー
配給:STAR CHANNEL MOVIES

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