
【ワシントン共同】米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は21日、北朝鮮が東部新浦の造船所で建造中の新たな潜水艦について、進水準備を進めている可能性があるとの分析結果を公表した。新潜水艦は弾道ミサイル発射能力を備えているとみられ、18日撮影の衛星写真で、造船所の埠頭周辺に小型船や台船6隻が確認できたという。
38ノースによると、埠頭にはレールに沿ってけん引設備も設置されており、潜水艦を進水させるために使われる可能性がある。造船所周辺ではこれまでも作業船が確認されていたが、6隻確認されたのは異例だとしている。