長崎県内停車駅で多彩なイベント 23~25日 西九州新幹線開業記念

西九州新幹線各駅周辺で実施する主なイベント

 西九州新幹線開業(23日)から3日間、各停車駅やその周辺で多彩な記念イベントが実施される。食や音楽、歴史など本県の魅力を存分に味わえる内容で、自治体や関係団体は来県者だけでなく県民にも多くの参加を呼びかけている。
 長崎市は長崎駅の東口と西口の両駅前広場で「ながさき駅フェス」「長崎『食』の博覧会」を開く。長崎水辺の森公園では、県内21市町の物産販売やマグロ解体ショーなど盛りだくさん。出島和蘭商館跡で長崎検番の踊り(24日のみ)を見たり、県庁舎跡地で世界遺産を学べたりする。23、24両日の夜は県美術館1階をプロジェクションマッピングで彩る。
 諫早市は諫早駅iisa交流広場、市役所前芝生広場、アエル商店街アーケードの3会場。このうちiisaでは、日替わりテーマで地元の「逸品」を販売し、23日の開会式(午前9時半)に同市出身の体操男子金メダリスト内村航平さんが登場。芝生広場では24日夜に灯明による地上絵を披露する。
 大村市の新大村駅さくら口(東口)駅前広場では「新幹線のまち『おおむら』誕生祭」を開催。23、24両日、同市出身タレントの松尾伴内さんが司会を務め、諫早、大村両市の中高生3人組ユニット「poppo」のほか、地元ビッグバンドやダンスチームによるステージで盛り上げる。物産販売や飲食ブースを設ける。
 本県出身タレントの長濱ねるさんは23日の各市のイベントに参加する。
 詳細は各市のホームページに掲載している。


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