土石流災害で発生した土砂を公園整備に活用 海岸埋め立て作業始まるー静岡・熱海市

静岡県熱海市伊豆山の土石流災害で発生した土砂を公園の整備に使う目的で埋め立て工事が9月21日に始まりました。

埋め立てが始まったのは、熱海市下多賀の長浜海浜公園に隣接する海岸です。長さ250メートル、面積で1万1000平方メートルの埋め立て地に大型ダンプで土砂が次々と運び込まれました。

土石流災害で発生した土砂は、熱海港芝生広場や旧小嵐中の仮置き場にいったん運ばれていて、がれきを取り除くなどして分別作業を終えた土を埋め立てに使用します。約4万立方メートルの土砂を2023年3月末までに運び込む予定です。

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