テイラー・スウィフト書き下ろし曲収録、映画『ザリガニの鳴くところ』サントラ発売決定

11月18日(金)より全国の映画館で公開される映画『ザリガニの鳴くところ』(原題:Where the Crawdads Sing)のオリジナル・サウンドトラックが11月16日に発売されることが決定した。

映画『ザリガニの鳴くところ』は、ある殺人事件をめぐる謎と、両親に捨てられ、ノースカロライナ州の湿地帯でたったひとりで育った少女の姿を描いた物語。作家ディーリア・オーエンズによる同名の原作本は、2019年・2020年の2年連続でアメリカで最も売れた本となった。さらに、日本では2021年に本屋大賞翻訳小説部門第1位に輝き、全世界で累計1500万部を超えるベストセラーとなっている。

<予告編:https://youtu.be/W0fgYxW8cno

サウンドトラックでは、映画『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』でアカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞したほか、『マネーボール』『リトル・ミス・サンシャイン』『17歳のカルテ』など、数多くの名作音楽を作曲している映画作曲家、マイケル・ダナが楽曲を手掛けている。

また、ダナの作曲に加え、グラミー賞を11回受賞している世界的シンガーソングライター、テイラー・スウィフトがこの映画のために書き下ろした新曲「キャロライナ」も収録されている。(「キャロライナ」は既にシングルとして配信中。)

ダナは、この映画の舞台であるノースカロライナ州の湿地帯の音を表現するために、貝殻など天然の海洋楽器を集めるミュージシャンと協力し、バンジョー、フィドル、オートハープなど、この地域の伝統楽器と組み合わせた楽器編成を取り入れた。

© Tyler Curtis

このサウンドトラックについて、ダナは「この物語の最も重要なテーマはノースカロライナ州の湿地帯です。主人公のカイアはこの‟ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯で育ち、そこに彼女の人生と愛があります。監督のオリヴィア・ニューマンと私にとって、自然界を音楽の中心に据えることは極めて重要でした」と話す。

テイラーはオリジナル曲「キャロライナ」の制作にあたり、映画の舞台となった時代(1969年)の楽器を使用したという。

作曲のインスピレーションについて、テイラーは「外から世界を見て生きていた少女の物語について曲を書きました。彼女の孤独と自立、切望と静寂、好奇心と恐怖、執拗な優しさとれに対する世界の裏切り、すべてが絡み合っています。この作品は夜中に一人で書き上げ、プロデューサーのアーロン・デスナーとこの物語の舞台にふさわしいと思われるサウンドを丁寧に作り上げ、いつか皆さんに聴いてもらえるようにと願いを込めました」とコメントを寄せている。

■リリース情報

マイケル・ダナ『ザリガニの鳴くところ』
2022年11月16日(水)発売
UCCL-1236 定価¥2,750

デジタル配信&CD予約はこちら→https://lnk.to/WheretheCrawdadsSing

テイラー・スウィフト「キャロライナ」
Taylor Swift「Carolina (From The Motion Picture “Where The Crawdads Sing”)」
デジタル配信はこちら→https://umj.lnk.to/TS_Carolina_WTCSOST

■映画情報
『ザリガニの鳴くところ』11月18日(金)全国公開
原題: Where the Crawdads Sing
監督:オリヴィア・ニューマン
脚本:ルーシー・アリバー(『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』)
原作:ディーリア・オーエンズ/友廣 純 訳「ザリガニの鳴くところ」(早川書房)
製作:リース・ウィザースプーン/ローレン・ノイスタッター
出演:デイジー・エドガー=ジョーンズ(「ふつうの人々(ノーマル・ピープル)」)/テイラー・ジョン・スミス(「シャープ・オブジェクツ」)/ハリス・ディキンソン(『キングスマン:ファースト・エージェント』)/マイケル・ハイアット/スターリング・メイサー・Jr./and デヴィッド・ストラザーン(『ノマドランド』)
音楽:マイケル・ダナ(『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』アカデミー賞作曲賞受賞)
オリジナル・ソング:テイラー・スウィフト「キャロライナ」
https://www.zarigani-movie.jp/

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