火葬場建設めぐり 御所市議ら2人を加重収賄容疑で逮捕

 御所市が発注した新たな火葬場を建設する工事の契約を巡り、業者との契約締結に関する議案の採決で便宜を図った見返りに、現金7500万円の賄賂を受け取った疑いで、市議会議員ら2人が21日、大阪地検特捜部に逮捕されました。

 加重収賄の疑いで逮捕されたのは、御所市の市議会議員・小松久展容疑者70歳と、甥で会社役員の小松隆浩容疑者47歳です。大阪地検特捜部によりますと小松久展容疑者らは、新たな火葬場の建設工事について、複数の業者が談合し特定の共同企業体が建設工事を受注することが決まっていることを知りながら、市が提出した契約締結に関する議案に賛成しました。そしてその見返りとして建設業者から2回にわたって、現金あわせて7500万円を受け取った疑いがもたれています。火葬場の入札はおととし、事業者に技術の提案などを求める公募型プロポーザル方式で行われ、2つのグループが参加表明しましたが、一方が辞退していました。なお、特捜部は2人の認否について明らかにしていません。

御所市ではことし6月に市役所が家宅捜索を受けており、現職の市議会議員の逮捕を受け東川市長は次のように話しました。

御所市・東川市長

「非常に驚いているのと同時に、まずは市民の皆さん、関係者の方にご心配、ご迷惑をおかけしていることをお詫びしたいと思います。しっかりと、引き続いて捜査に協力させていただきたいと思っています。」

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