またも三連休に台風接近の恐れ… 23日から24日にかけて静岡県内で大雨も 田中気象予報士が解説

またも、三連休に台風が接近する見込みです。熱帯低気圧から変わる台風の影響で、静岡県内では9月23日から24日にかけて大雨の恐れがあるとして気象庁が注意、警戒を呼び掛けています。

9月22日の静岡県内は時折、小雨が降るぐずついた天気になりました。今後は熱帯低気圧から変わる台風が北上し、暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定になる見込みです。

熱帯低気圧は12時間以内に台風となり、発達しながら日本の南を北上する予想で、県内にかなり接近する見込みです。

<田中健太郎気象予報士>

今後、熱帯低気圧から変わる台風はあさって24日、静岡県内にかなり接近する見込みです。それに伴い、23日夕方から24日は大雨の恐れがあります。

今回は台風通過後も荒れた天気に注意が必要。23日夜の天気図を見ると、北には寒気を伴った低気圧があります。この寒気が来週の前半にかけてじわじわと静岡県内に向かって南に下がってくる見込みです。南にある台風の非常に蒸し暑い空気と隣り合うことで今後、雨雲がかなり発達してしまう恐れがあります。

先日、牧之原市では突風による被害がありました。今回もそのような荒れた天気となってしまう恐れやあります

静岡県内で予想される24時間雨量は多いところで、23日夕方までに100ミリ、24日夕方までに100~150ミリです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。

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