神奈川県教育委員会の田代文彦教育局長は22日の県議会本会議で、2021年度に県内の公立小中学校(政令市を除く)で働いた教員1人当たりの勤務時間が19年度比で週4.3時間削減されたと明らかにした。21年度から、教員の事務作業などを支援する非常勤職員「スクールサポートスタッフ」を全公立小中学校(506校)に配置しており、田代教育局長は「配置前の19年度との比較から効果は明らか」と述べた。自民党の永田輝樹氏の一般質問に答えた。
スクールサポートスタッフ制度は教員の働き方改革を進めるため、文部科学省が導入。教員に代わって学習プリントの準備やデータの入力、採点の補助などを担っている。