トラウト先制打もエンゼルス逆転負けで借金20 大谷は代打で二塁打

【エンゼルス3-5レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

エンゼルスは3回表に3点を先制したが、2点リードの6回裏無死1・2塁の場面で登板した2番手のアーロン・ループが連続タイムリーで同点に追いつかれ、8回裏には4番手のホセ・キハダが勝ち越し2ランを被弾。逆転負けを喫して2連敗となり、借金は再び20の大台に乗った(65勝85敗)。レンジャーズ3番手のマット・ムーアが5勝目(2敗)、4番手のホセ・レクラークが7セーブ目をマーク。キハダは5敗目(0勝)を喫した。

エンゼルスは3回表にマイケル・ステファニックとルイス・レンヒーフォのヒットで二死1・3塁のチャンスを作り、マイク・トラウトのタイムリー二塁打で2点を先制。続くテイラー・ウォードにもタイムリーが出て3点をリードした。エンゼルス先発のマイケル・ロレンゼンは3回裏にマーカス・セミエンのタイムリー二塁打で1点を返されたものの、4回までに7つの三振を奪う好投。5回裏は三者凡退に抑え、勝利投手の権利を手にした。

しかし、ロレンゼンは6回裏に四球とヒットで無死1・2塁のピンチを招いて降板。ここでリリーフした2番手のループが一死後にナサニエル・ロウとアドリス・ガルシアの連続タイムリーで2点を失い、3対3の同点に追いつかれた。8回裏には4番手のキハダが先頭のセミエンに四球を与え、続くコリー・シーガーに32号勝ち越し2ランを被弾。明日の登板に備えた休養でスタメンを外れていた大谷翔平が9回表に代打で登場し、ライトへの二塁打を放ってチャンスを作ったものの、レンヒーフォとトラウトが連続三振に倒れ、3対5で敗れた(大谷は1打数1安打で打率.271、OPS.895)。

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