【着物ラーメン女子あきの奈良麺巡り】Vol.10銀影丸

【着物ラーメン女子あきの奈良麺巡り】Vol.10銀影丸

奈良県のラーメン店を「着物ラーメン女子あき」さんがご紹介する連載第10回!

「着物」それは日本の伝統的な衣服。
明治期に洋服文化が入り、着物は特別な日に着るものとなってきた。

「ラーメン」それは元々中華料理ではあったが、日本で独自の進化を遂げ、職人たちが日々鎬を削りあっているグルメ。

日本の心である「着物」と「ラーメン」をこよなく愛する「着物ラーメン女子あき」さんが、奈良のラーメンを食べ尽くす連載!

着物ラーメン女子とは?どうしてラーメン?その疑問は動画をチェック!

魚介が香るラーメン店。

奈良県奈良市富雄にオープンしたニューフェイス『銀影丸』。
店内に入ると大漁旗がお出迎え。

そして魚介のいい香りが、あなたの鼻をくすぐる。
奈良県では特に珍しい魚介スープ・チャーシューを使うお店をご紹介!

詳しくは動画をチェック!

動物系の食材を一切使っていないラーメンと聞くと、ラーメンに求めるボリューム感や満足感が得られにくい気がしませんか?
魚介だけのスープ。それならラーメンじゃなくてもいいんじゃない?って思ってしまった人にぜひ食べてもらいたい一杯をご紹介します!

店に着くとまず目に飛び込んでくるのは大きな大漁旗。鯛漁師の娘である私にはとても馴染み深いものです。
そして扉をあけると店内に充満した魚の香りに驚くはず。もちろん魚臭い、生臭いのではなく魚の旨味を十分に引き出した食欲をそそる香りです。

さらに着丼時にその何倍もの魚の香りに圧倒され、見た目も美しいスープは鯛の旨味をしっかり引き出しつつも臭みは全くなく、塩味もまろやかで清湯スープ(透き通ったすっきりとしたスープ)でありながらコク深い味わい。語彙力をゼロにして表現すると『鯛を食べているより鯛の味がする』という感覚(鯛漁師の娘が言うんだから間違いないはず 笑)。

そしてスープに目が行きがちなんですが、店主自ら製麺されている麺が秀逸で、このスープの存在感に負けることなく、スープの旨味と香りを一緒に口に運んでくれ、箸が止まらなくなるんです。

さらに残ったスープにご飯を投入すれば美味しい鯛茶漬けの完成。〆まで美味しい銀影丸さんのラーメンをぜひ食べてみてください!
※どの魚介をスープに使うかはその日の仕入れ次第で、今回私が頂いたのは鯛100パーセントでした。しばらく鯛かなーとおっしゃってましたが店主SNSでチェックしてみてください。

銀影丸

  • 住所/奈良県奈良市富雄北1-13-13
  • 電話/-
  • 営業時間/11:00〜14:00/18:00〜21:00備考/スープ売切れ次第終了。
  • 定休日/月
  • 駐車場/1台

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