カキ色づき 秋の気配 きょう「秋分」

 23日は「秋分」。二十四節気の一つで、昼と夜の長さがほぼ等しくなり、徐々に秋が深まっていく。那覇市泉崎の民家ではカキの実がうっすらと色づきはじめ、秋の気配を感じさせていた。 22日、沖縄本島地方は高気圧に覆われ、那覇市内では最高気温が30度を超えた。この民家では30年以上前からカキの木が実を付けている。毎年、熟させてから食べるという。実家の掃除に来ていた女性(70)は「カキがなると秋が来るなあと思う」と少し黄色に色づいた実を見上げていた。 

(小川昌宏、写真も)

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