一流住宅メーカー競演のプレミアムな住宅展示場に「竹」の型枠を使った匠の家が誕生

 国土交通省が今年4月に公表した「令和3年度住宅市場動向調査」によると、コロナ禍の影響もあり、物件や施工者に関する情報収集の方法としてインターネットを活用する割合が直近5年間で大きく増加しているという。また、住宅を選択した理由としては「立地環境が良かったから」など住宅種別によってその理由は様々であるものの、「住宅のデザイン・広さ・設備等が良かったから」を選択する割合が前年度調査から増加している。自宅で過ごす時間が増えたことによって、より快適なプライベート空間を求める傾向が強くなっているのだろう。

 コロナ禍で客足が遠のいていた住宅展示場にも少しずつ人出が戻りつつある。中でも、高級住宅路線の展示場はとくに人気が高いようだ。東京都世田谷区駒沢公園に広がる、都区内最大級の住宅展示場「駒沢公園ハウジングギャラリー」もその一つ。立地も、広さも、住まいのグレードも、すべてが別格を誇るプレミアムな総合住宅展示場には、一流住宅メーカー自慢の最高級モデルハウスばかりが軒を連ねている。

 例えば、住友林業<1911>のモデルハウス「Proudio BF」は、主要構造材に一般的な柱の約5倍もある大断面集成柱を使用したBF(ビッグフレーム)構法を採用した堅牢な邸宅で、木・石・樹といった自然素材を随所に散りばめた外観が印象的な都市型3階建てだ。都市の中に住まいつつも自然を感じられるような空間構成で、各階の雰囲気がそれぞれ違うのも面白い。深い軒、庇、石垣など、時を重ねることで味わいが深まり、経年変化をも楽しめる高雅な住宅となっている。

 また、すっきりとしたフォルムと涼やかな白い壁が特徴的な三井ホームの「chouchou COOL(シュシュ クール)」も人気が高い。同社のロングセラー商品である「シュシュ」シリーズの最新モデルで、新型コロナ禍においてますますニーズが高まるテレワークスペースや、時短が可能な家事ラク空間など、共働き家族の”あったらいいな”を叶える提案が詰まったモデルハウスだ。

 そして、そんな駒沢公園ハウジングギャラリーの中でもとくに、これから注目を集めそうな邸宅が、今年9月17日にグランドオープンしたばかりの、AQレジデンスのトップブランド「AQ PRIME 駒沢」だ。AQレジデンスは、コロナ禍でも業績を伸ばし続けているアキュラホームから誕生した、最高品質を追求した住まいだ。今回、同展示場にオープンするにあたり、組子職人の横田栄一氏や和紙作家の堀木エリ子氏、数寄屋大工の杉本広近氏など、日本が世界に誇る最高峰の名工である匠7名を集結。富裕層の住宅を手掛ける建築家CUBO design architect猿田氏の設計のもと、竹を用いた型枠のRC造、2~3階を木造とした3階建てのジャパネスクモダンな邸宅を誕生させた。高級モデルハウスが軒を連ねる展示場内でも一際、圧倒的な存在感を放っている。内装も圧巻で、数々の空間デザインの実績がある乃村工藝社がプロデュースするインテリアをはじめ、大きな格子のゲートを引くと現れる?さ11メートルものくぐりのアプローチや、フィットネススペースやプライベートプール、約12帖のアウトサイドリビング、果ては匠が技術の粋を凝らした茶室まで、住まう人の憧れがこれでもかと詰まった住宅となっている。
 
 そのほか、どの住宅も思わずため息がでてしまうような素晴らしいモデルルームが集まっている。インターネットで画面越しに情報を収集するのもいいが、やはり百聞は一見にしかず。愛する家族のため、こだわりの家づくりを始めたいと思っている人はぜひ、足を運んでみてはいかがだろうか。(編集担当:藤原伊織)

駒沢ハウジングギャラリー内に9月17日にオープンしたAQレジデンスのトップブランド「AQ PRIME」。竹の型枠を使った圧倒的な外観や、匠の技術を結集した国内最高峰の住宅は一見の価値あり。

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