4試合ぶり得点のカージナルスが逆転勝利 プホルスの699号はお預け

【カージナルス5-4パドレス】@ペトコ・パーク

3試合連続完封負けと打線に元気がなかったカージナルスは、5回表にラーズ・ヌートバーの13号ソロで4試合ぶりの得点を記録すると、2点ビハインドの7回表にはブレンダン・ドノバンの5号グランドスラムで逆転に成功。5対3でパドレスを破り、3連戦の被スイープを回避した。カージナルス先発のジャック・フラハティが今季初勝利(1敗)、4番手のジオバニー・ガイエゴスが14セーブ目をマーク。パドレス3番手のニック・マルティネスに4敗目(4勝)が記録された。

初回にジュリクソン・プロファーの15号先頭打者アーチで先制されたカージナルスは、2回裏にルイス・キャンプサノにタイムリーを浴び、2点を追う展開に。得点を奪えない試合が続くなか、今日も4回まで無得点に封じられたが、5回表に4試合ぶりの得点となるヌートバーの13号ソロが飛び出した。先発のフラハティは5回裏にプロファーのタイムリー二塁打で3点目を失い、6イニングで与四球4と制球に苦しんだものの、今季初のクオリティ・スタートを記録。先発投手として最低限の役割を果たした。

すると、カージナルスは7回表にヒット1本と2つの四球で一死満塁のチャンス。ここでパドレス3番手のマルティネスからドノバンが右中間への5号グランドスラムを放ち、試合をひっくり返した。8回裏に登板した3番手のライアン・ヘルスリーはマニー・マチャドに30号ソロを被弾したものの、今季メジャー最速となる104マイル(約167.4キロ)を計測。9回裏を4番手のガイエゴスが三者凡退に抑え、この試合が終了した時点で地区優勝へのマジックナンバーは「5」となった。

なお、史上4人目の通算700本塁打に迫るカージナルスのアルバート・プホルスはレフトへのヒット、セカンドフライ、レフトフライ、センターフライで4打数1安打。マイルストーン到達のためには残り11試合で2本塁打が必要だ。

© MLB Advanced Media, LP.