賛否の矢沢永吉ライブ強行に「自己責任」 ロザン菅持論「ファンが納得してるならええんちゃうの」

台風14号が九州に接近する中、ロック歌手の矢沢永吉さん(73)が福岡でコンサートを決行したことに賛否両論が渦巻いたことをめぐり、お笑いコンビ「ロザン」が2022年9月21日に公開したYouTube動画で持論を展開した。

「来れなかった人の穴埋めはどっかでした方がいいよな、と思う」

矢沢さんは18日、福岡市中央区内の福岡PayPayドームでコンサートを行った。同日は大型の台風14号が九州に接近しており、コンサートを中止する大物ミュージシャンらがいる中で異例の決行とされた。

矢沢さんの公式サイトによると、ドームが屋根のある頑丈な作りであり、ファンから「開催して下さい!」などと多数のメールが届いたとして、キャンセルや返金を受け付けた上でコンサートの開催を決めたとしていた。

お笑いコンビ・ロザンの2人は、「【台風】矢沢永吉さんライブ決行の賛否について」と題した動画で持論を展開した。

宇治原史規さんは矢沢さんがライブを決行したことについて触れ「菅さんの意見は? 菅さんはどちらかというと自己責任派かな、と思うけど」とすると、菅広文さんは「自己責任派やし、それもどうかなってのもあるかも知れへんけど(コンサートを)やる方の感じによる、のもある」と返答。

「矢沢さんは(コンサートを)やりそうやな。勝手なイメージね。で、矢沢さんは来られなかった方もおられるやんか。その方の穴埋めをちゃんとされそうな気がする。責任を持って」との印象を語った。

菅さんは賛否両論あるとはいえ、コメントしているのがファンか否かも関係するのではないかとして、こう語った。

「ファンの方が納得してるんやったらそれでええんちゃうのって思う部分もあんねんね。ただやっぱり交通機関がどうとか、いろいろ人にご迷惑(をかける)とかあるんかも知れへんけど。勝手なイメージやけど、ファンがすごく団結してて、『じゃあ行ける人だけ行ってきなよ!』みたいな。『僕らはまだ次待ってるからさ』(みたいな)イメージ。矢沢さんもそれを感じ取って、『じゃあ来れなかった人のためにやるよ』みたいな感じがありそう」

菅さんは「俺はこういう仕事をしていることであれば、やるんやったら来れなかった人の穴埋めはどっかでした方がいいよな、と思う」ともしている。

「中止された方々がいい決断をした、という風に言われたりしがち」

一方で宇治原さんは、台風下で事故などがあった場合、医療従事者などを巻き込む可能性もあると指摘。さらに、SNS上の真偽不明情報を「『真』だと思って喋ってる」「『偽』と思ってない」という状況もあるとし、「本当かどうかわからないことを、本当だと決めつけて喋ってはいけない」などと、議論における情報の取り扱いに懸念を示している。

コンサートの開催については、「ファンの方を除いて、ごく広く一般の中で議論されている中では、やっぱりやらなかった方が良かったんじゃないかという意見が多いように見えます」「印象になってきますけど、中止された方々がいい決断をした、という風に言われたりしがちというか。ファンでない人からすればね。そこと比較されるということがあってのことだと思います」とした。

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