きょう23日午前9時、室戸岬の南約300kmで台風15号が発生した。台風の中心気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、1時間に約20キロの速さで北に進んでいる。
台風は今後も北上し、23日夜から24日にかけて西日本から東日本の太平洋側へかなり接近する見込みだ。その後、25日朝までには東日本太平洋側で温帯低気圧に変わる見通し。
台風本体の雨雲や台風周辺の湿った空気の影響で、西日本から東日本の太平洋側を中心に25日にかけて雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所がありそうだ。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意が必要となる。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。また、強風や高波にも併せて注意が必要だ。