大阪で岡山のブドウなどPR 中四国9県の観光物産展始まる

岡山県ブースでシャインマスカットを手に取る来場者(左から2人目)

 岡山、広島、香川など中四国9県の観光物産展が23日、大阪市阿倍野区の商業施設「あべのキューズモール」で始まった。赤磐市産のブドウ、広島名物のもみじまんじゅうなどが並び、各県の食をPRしている。25日まで。

 9県の大阪事務所などでつくる協議会が企画した。各県がブースを設け、持ち帰り可能な食品を販売したり、パンフレットを配って観光スポットを紹介したりしている。

 岡山県ブースでは、きび団子、和気町のリンゴ、備前市のしょうゆメーカーが作ったカップ入りアイスクリームなど13品目を販売。県大阪事務所や出品市町の職員が来場者に味などを説明した。ブドウを購入した会社員(38)=大阪府枚方市=は「岡山のブドウはおいしい。こちらの百貨店やスーパーよりも安く、お得感がある」と話した。

 広島県は県内メーカーのクリームパンや魚のすり身を揚げた「がんす」、香川県は讃岐うどんの麺と汁のセットなどを扱っている。

© 株式会社山陽新聞社