連絡なく車両接近、線路上の清掃員けが「命にかかわるミス」 京都市地下鉄

京都市交通局

 京都市交通局は22日、市営地下鉄蹴上駅(東山区)の線路上にいた清掃作業員が駅に進入する作業車から逃げようとし、右肩に全治2カ月のけがを負ったと発表した。交通局内の連絡ミスで清掃作業員に作業車の走行予定が伝わっていなかったという。

 同局によると、16日午前1時ごろ、東山―三条京阪駅の電気設備点検のため線路を走っていた有人の作業車が、警笛を鳴らして蹴上駅に徐行で進入した。走行予定を知らず対向の線路で清掃に当たっていた作業員3人が驚いてホーム下のスペースに逃げ、そのうち1人の40代男性が右肩関節を痛めたという。

 市交通局で電気設備の点検を担当する部署が、清掃作業を管理する部署に走行予定を伝え忘れていたことが原因という。同局は「命にもかかわるミスだ。連絡体制を見直して再発防止を徹底する」としている。

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