気象庁は、静岡県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
静岡県
牧之原市付近 120ミリ以上(午後9時40分)
島田市付近 約110ミリ(午後9時40分)
島田市付近 120ミリ以上(午後9時50分)
浜松市南部付近 約120ミリ(午後9時50分)
焼津市付近 約120ミリ(午後9時50分)
吉田町付近 約120ミリ(午後9時50分)
磐田市付近 約110ミリ(午後9時50分)
藤枝市付近 約110ミリ(午後9時50分)
藤枝市付近 120ミリ以上(午後10時00分)
静岡市南部山間部付近 約110ミリ(午後10時20分)
静岡市平野部付近 約110ミリ(午後10時20分)
静岡市南部山間部付近 120ミリ以上(午後10時30分)
本州付近には台風15号の影響で湿った空気が流れ込んでおり、大気の状態が非常に不安定になっている。この後も24日(土)にかけて東海から北日本にかけて急な強い雨、落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。
また、静岡県には活発な雨雲がかかり続けており、災害の危険が高まっている地域がある。土砂災害、河川の増水や氾濫、低地の浸水などに警戒が必要だ。
■記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。