<新型コロナ>医療機関などのクラスター拡大続く…埼玉で3924人感染、6人死亡 重症者は17人

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは23日、新型コロナウイルスに感染していた80~90代の男女6人が死亡、新たに3924人の感染を確認したと発表した。前週金曜日からは859人減少した。新規感染者が前週の同一曜日を下回るのは30日連続。感染者の内訳は県発表が2405人、さいたま市664人、川口市407人、川越市196人、越谷市252人。

 これまでに確認された感染者は117万2673人、死者は2350人(23日午後7時現在)。

 22日夜時点の重症者は17人、感染者の入院は731人、宿泊療養230人、自宅療養1万4413人。退院・療養終了は114万5567人。

 県によると、県管轄では80、90代の男女5人が死亡した。感染の詳細が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女2405人。うち、みなし陽性は80人だった。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が確認されていた医療機関など計13件で1~4人が感染。さらに、新たに医療機関など計2件でいずれも6人が陽性となった。会食で感染したとみられるのは20~70代の男女20人。ワクチンを4回接種し陽性となったのは20~90代の男女177人で、3回接種は10~90代の男女781人、2回接種は未就学児~90代の男女474人だった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90歳以上の男女664人。うちみなし陽性者は47人。

 川口市によると、80代女性が22日に死亡した。感染が判明したのは10歳未満~90代の男女407人。うちみなし陽性者は32人。

 川越市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女196人。うちみなし陽性者は10人。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女252人。うちみなし陽性者は8人。

© 株式会社埼玉新聞社