佐野日大が国学院栃木を撃破、作新も4強進出 秋季県高校野球

4回、佐野日大の松本の犠飛で三走・吉田がホームイン

 第75回秋季栃木県高校野球大会(下野新聞社など後援)第9日は23日、清原球場で準々決勝2試合を行い、佐野日大、作新学院が4強入りを決めた。

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 佐野日大は夏の王者・国学院栃木を5-3で撃破。初回に幸先よく2点を先制すると、四回までに5点を奪いリードを広げた。後半は打線が沈黙したが、エース島田樹生(しまだたつき)、2番手福田昴ノ甫(ふくだこうのすけ)の継投で3失点に抑えた。

 作新学院は文星芸大付と対戦。先発の1年生右腕小川哲平(おがわてっぺい)が6回2失点の好投を見せると、打線も四回に一挙4打点を挙げ、8-4の快勝を収めた。文星芸大付は終盤に小林優太(こばやしゆうた)、曽我雄斗(そがゆうと)の本塁打で意地を見せたが及ばなかった。

 大会第10日は24日、清原球場で準々決勝の残り2試合を行う。

準々決勝で佐野日大に敗れ、肩を落とす国学栃木ナイン

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