未来の卓球日本代表へ!登竜門バンビの部V「目標は五輪で金」 T・T彩たまが市長表敬「今年こそ優勝を」

大会優勝を報告した木方菜々美選手(左から2人目)=20日、さいたま市役所

 埼玉県内をホームタウンとするプロ卓球チーム「T・T彩たま」は20日、さいたま市の清水勇人市長、細田真由美教育長を表敬訪問し、7月に行われた全農杯全日本卓球選手権大会でのジュニアチーム所属選手の優勝と、トップチームが所属する「Tリーグ」のシーズン開幕を報告した。

 表敬訪問したのは、同大会で小学2年生以下が出場する「バンビの部」で優勝したT・T彩たまジュニアチームの木方菜々美選手(8)と、同トップチームの岸川聖也監督、曽根翔選手、須賀宏司常務取締役。

 両親が卓球選手で3歳から卓球を始めたという木方選手は、大会初出場で見事初優勝の成績を収めた。清水市長が「優勝おめでとう。将来の五輪選手として、さらなる飛躍を期待しています」とお祝いの言葉を述べると、木方選手は「今後の目標はオリンピックで金メダルを取ること」と力強く語っていた。

 5シーズン目の開幕を迎えたトップチームは、岸川監督が「開幕戦を勝てて良いスタートを切れた」と報告。曽根選手は「新しい体制になって今年こそ優勝を目指している。応援よろしくお願いします」と意気込みを述べた。

 清水市長は「今シーズンはかなり期待が持てると楽しみにしている。卓球は子どもからお年寄りまで人気の高いスポーツ。素晴らしいプレーを見せてくれることを期待している」と話していた。

(左から)細田真由美教育長、曽根翔選手、清水勇人市長、岸川聖也監督、須賀宏司常務取締役=20日、さいたま市役所

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