【宇都宮】JRA馬事公苑宇都宮事業所は23日、「馬に親しむ日」として下荒針町の馬場を一般開放した。体験乗馬やポニーとのふれあい、障害馬術、トリックホースショーなど、馬に関するさまざまなイベントが行われた。
同所を広く市民らに理解してもらう目的。毎年恒例行事だったが、新型コロナウイルス禍で3年ぶりの開催となった。
会場は馬好きの家族連れなどでにぎわい、午前午後各200人限定の体験乗馬は約15分で定員となるほどの人気。今回は昨年行われた東京五輪馬術競技で使用された、こけしやだるまなどの形をした障害物も展示された。
親子で訪れた幸町、アルバイト林萌子(はやしもえこ)さん(39)は「小さいころから親しんだイベントだったので、久しぶりに来られてうれしい」。乗馬をした長女の小学1年杏奈(あんな)さん(6)は「ちょっと怖かったけど、毛がふさふさしていて楽しかった」と喜んだ。