
【ソウル共同】韓国大統領府は24日、北朝鮮で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射準備の兆候が見られると発表した。大統領府が北朝鮮のミサイル発射兆候を発表するのは異例。挑発行為へのけん制とみられる。
聯合ニュースによると、SLBMの開発拠点がある咸鏡南道新浦での動きを韓国軍が捉えた。尹錫悦大統領は、カナダ訪問を終えて帰国する空軍機の中で状況点検会議を主宰し、金聖翰国家安保室長らと状況を確認した。
米韓両海軍は近く日本海で合同演習を実施する予定で、米原子力空母ロナルド・レーガンがこれに参加するため、23日に韓国南部釜山に入港した。