田村淳、安倍元首相の国葬を決断した岸田首相に関して「思惑が違ったんだと思う」

24日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、安倍晋三元首相の国葬を決断した岸田文雄首相の思惑が当初と大きく違ってきているのではと語った。

番組では、「今週の気になるニュース」のコーナーで今月27日に行われる安倍元首相の国葬についての話題を扱った。

岸田首相が、安倍元首相の支持者と取り込もうとして決断したであろう国葬が、結果的に国論を二分してしまったことに関し、淳は「思惑が違ったんだと思いますね」とコメント。「安倍さんが銃弾に倒れたということで、みんなが、安倍さんを国葬で送り出そうってところに賛成してくれると思ったんでしょうね」と見通しが甘かったのではと指摘した。

さらに淳は「手続きも不備があったと僕も思うし、国葬の定義も曖昧なままなので」と国葬の定義そのものにも疑問が多いと語った。また、コーナーゲストの週刊文春ウーマン編集長・井崎彩氏は1967年に吉田茂元首相の国葬が行われた際は、亡くなってからすぐだったということで、急いで行えば、もしかしたら今ほど反対意見が出なかったのではと予想。淳は「『よくよく考えれば、マズイんじゃね?』って人が増えたってことですね」と返したのだった。

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