ロシア編入住民投票「正当性ない」 ウクライナ南部脱出の原発職員

親ロシア派がロシア編入を問う「住民投票」を強行したウクライナ東・南部4州の一つ、南部ザポロジエ州を今月脱出したウクライナ人男性が24日までに、首都キーウ(キエフ)で共同通信の取材に応じた。ロシア側が占拠後に投票の準備を進めた状況を証言。多くの住民が避難する中での投票に「正当性はない」と怒り、編入によって自身の全てを失うと嘆いた。男性は、ロシア軍が3月に制圧した欧州最大のザポロジエ原発の30代職員セルヒーさん。

© 一般社団法人共同通信社